NetVault Backup (NVBU) を使用してクラスタのバックアップを行うには、下記2通りの方法があります。
- 各クラスタ・ノードの実IPを指定するクラスタ・バックアップ
本方法では、Active/Standbyのフェイルオーバ型クラスタ環境のバックアップが行えます。クラスタ化されているマシンの共有ディスクにNVBU
Clientをインストールし、このNVBU Clientに各クラスタ・ノードが持つ実IPを指定することにより、NVBU
Server側からは1台のNVBU Clientとして認識することができ、どちらのNVBU
Clientに切り替わっても同一のバックアップ・ジョブを実行することが可能になります。
- "Virtual
Client"機能を使用し、仮想IPを指定するクラスタ・バックアップ
NVBU 7.4以降では "Virtual Client"と呼ばれる中間レイヤを採用してクラスタをサポートしたことにより、スクリプト等を使用しなくても、バックアップ/リカバリが行えるようになりました。Virtual
Clientにより、NVBU Serverは、動的に切り替わるクラスタ構成内のClientを自動的に判別することが可能になり、アプリケーションのフェイルオーバーをトランスペアレントにサポートすることができます。これにより、Active/Standbyのクラスタ構成だけでなく、ノード数の多いActive/Activeのクラスタ構成のバックアップにも対応可能になりました。
今後、NetVault Backupでは、設定がシンプルに行えるVirtual Client機能によるクラスタ・バックアップの対応を進めていきます。サポートされている構成に関しましては、Virtual
Clientによるクラスタ・バックアップをご使用ください。 |