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【連載】 一からはじめるvRanger (Backup & Replication)
本講座は、vRanger 5.3を使用して記載しています。ご使用のバージョンによっては操作方法が異なることがありますので、ご使用バージョンの製品ガイドもご参照ください。

第1回 vRangerをインストールしてみよう

2012/065-#100
目次

はじめに
vRangerに必要な環境
vRangerの評価版の入手
vRanger 5.3のインストール
最後に

 
>> はじめに

今月から、新たにvRanger製品の "一からはじめる"シリーズ講座が始まります!

Quest Softwareは現在、下記6つのソリューション分野の製品を提供しています。先月までの講座でご紹介していたNetVault製品も、今月からご紹介するvRanger製品も、2つ目の "データ保護" のカテゴリに属する製品です。

  1. 運用管理 & 自動化
  2. データ保護
  3. 開発 & 最適化
  4. ID & アクセス管理
  5. マイグレーション & 統合
  6. パフォーマンス監視

では、この2つの製品の違いは何でしょうか?

NetVault Backupは、Linux/UNIX/Windowsなどの物理環境やVMware/Hyper-Vなどの仮想化環境に対応した、OS混在環境のデータ保護が得意な統合管理バックアップ・ソフトウェア製品です。

一方、今月からご紹介するvRanger製品は、VMware ESX(i)のデータ保護に特化した製品です。vRangerだけで、バックアップだけでなくレプリケーションも行えることや、イメージ単位で仮想マシンのフル/増分/差分・バックアップを行い、リストアの際は、その1つのイメージ・バックアップから、ファイル単位、データベース単位、ゲスト・システム単位でリストアが行えることを特徴としています。

データ保護対象となるマシンがVMware ESX(i)だけ、という環境の場合は、ぜひvRangerの導入も検討してみてください。vRangerは、特許取得済みの独自テクノロジーの採用により、VMware ESX(i)マシンを高速にバックアップ、レプリケーションすることができます。

本講座では、vRangerをまったく使用したことがない方でも、ステップ毎に導入することができるよう、順を追って解説していきます。是非、vRangerの評価版をお試しいただき、そのメリットをご体験ください。

>> vRangerに必要な環境

vRangerのご試用にあたり、以下の環境をご用意ください。尚、vRangerを日本語環境で使用する際は、FAQ番号 VRG00001 vRangerにおける日本語利用の制限はありますか? を事前にお読みください。

  1. vRangerサーバ用Windows環境
    vRangerを使用する際には、vRangerサーバが必要になります。これがvRangerの操作を管理します。vRangerサーバとして利用できるのはWindows環境となります。対応しているWindowsのバージョンやエディションは下記のサイトでご確認いただけます。対応しているOSがインストールされたマシンを1台ご用意ください。vRangerサーバは、VMware ESX(i)の仮想マシン上にインストールすることも可能です。

    vRanger システム要件
    http://www.bakbone.co.jp/quest/system_requirement_vranger.html

    必要なマシンスペックは、次の通りです。詳細は、「vRanger バージョン 5.3 システム要件ガイド」をご覧ください。
    • 物理マシン
      • CPU: Dual Core x 2
      • メモリ: 2GB以上
      • ディスク空き容量: 4GB以上
    • 仮想マシン
      • CPU: vCPU x 4
      • メモリ: 4GB以上
      • ディスク空き容量: 4GB以上

本講座では、バックアップ対象となるvSphere 5環境の仮想マシン上にWindows Server 2008 R2 SP1をインストールし、vRangerサーバとして構成します。

  1. バックアップ対応ESX(i)環境
    バックアップ対象となるESX(i)マシンを準備します。vRangerがサポートする仮想マシンのESX(i)バージョンは下記サイトで確認できます。

    vRanger システム要件
    http://www.bakbone.co.jp/quest/system_requirement_vranger.html

    サポートされているESX(i)環境をご用意ください。VMware社から提供されている評価版でもお試しいただけます。 尚、上記ページでも注意点として掲載されている通り、仮想マシンのバックアップでESX(i)側のVADPのライセンスが必要な場合があります。無償版のESXiはvRangerではサポートされませんのでご注意ください。

    本講座では、vSphere 5評価版環境を使用します。
  2. 必要な追加ソフトウェア
    サポートされている Windows環境と、サポートされている ESX(i)環境に加えて、ご使用の構成に応じて追加のソフトウェア・コンポーネントが必要となる場合があります。
    • Microsoft .NET Framework - vRangerには .NET Framework 3.5 SP1 が必要です。これがインストールされていない場合は、vRangerインストーラによって自動的にインストールされます。
    • SQL Server - vRangerでは、アプリケーション機能に2種類のSQL データベースを利用できます。vRangerのインストール時に、ローカル・バージョンの SQL Express 2005をインストールするか、独自のSQL Server 2005または2008インスタンスにvRangerデータベースをインストールします。

    本講座では、vRangerインストーラによって自動的にインストールされるSQL Express 2005を使用します。

>> vRangerの評価版の入手

vRangerの評価版はこちからダウンロード可能です。サイトに行き、必要事項を入力します。E-mailアドレスは間違えないようにしてください。そちらにダウンロード・サイトのお知らせが送られます。"Quest製品"としては"vRanger (Backup and Replication)"を選択します。最後に、"同意する"をクリックします。

ご申請いただいたEmailアドレスに、評価版ダウンロード先のURLが記載されています。クリックすると、下記のページが表示されます。今回使用するのはvRanger最新版の新規インストール用パッケージなので、vRanger 5.3の "vRanger - Full Package" ファイルをダウンロードします。

>> vRanger 5.3のインストール
  1. vRangerサーバとして構成するマシンに、ダウンロードしたファイルをコピーし実行します。

  2. "セキュリティの警告"画面が現れたら"実行"をクリックします。

  3. "Installer Language"画面が表示されます。"日本語"を選択して、"OK"をクリックします。

  4. "vRanger Backup & Replication セットアップ ウィザードへようこそ"画面が表示されます。"次へ"をクリックします。

  5. "ライセンス契約書"画面が表示されます。契約書をご確認の上、"同意する"をクリックします。

  6. "コンポーネントを選んでください。"画面が表示されます。インストールするvRangerコンポーネントを選択します。ここではDefaultの"Catalog Manager"が選択されたまま、"次へ"をクリックします。

  7. "インストール先を選んでください。"画面が表示されます。vRangerをインストールするフォルダを指定します。Defaultの指定で問題が無ければDefaultのまま、"次へ"をクリックします。

  8. "サービスを実行するための認証情報" 画面が表示されます。vRangerのサービスを実行するアカウントを指定します。指定するユーザは、vRangerサーバに対する管理者権限を持つ必要があります。適切な情報を入力して"インストール"をクリックします。
    • ドメイン: ユーザーアカウントがあるドメインを入力します。ワークグループの場合は空白のままにします。
    • ユーザー名: アカウント名を入力します。
    • パスワード: アカウントのパスワードを入力します。

  9. .NET Framework 3.5 SP1がインストールされていない環境では、.NET Framework 3.5 SP1をインストールするかが聞かれます。インストールしていない場合は、"はい"をクリックします。

  10. "vRanger バックアップ/レプリケーション データベース セットアップ ウィザードにようこそ" 画面が表示されます。"次へ"をクリックします。

  11. "データベースのインストール" 画面が表示されます。ここでは、SQL Express 2005をインストールして使用するので、"SQL Express 2005の新しいインスタンスへのインストール" を選択し、"サーバ認証" としては "Windows" を選択して、"次へ" をクリックします。

  12. "Microsoft SQL Server 2005 Setup"の画面などが表示されます。処理が終了するまで待ちます。

  13. "データベース ユーザー認証情報" 画面が表示されます。Windows認証を選択した場合は、手順8で指定したアカウントによりインストールが続行されます。"次へ"をクリックします。

  14. "データベースのインストール"画面が表示されます。"自動セットアップ"をクリックします。

  15. データベースのインストールの完了を確認し、"次へ"をクリックします。

  16. "データベースが正常にインストールされました。" 画面が表示されたら、"完了"をクリックします。

  17. "データベースの作成"画面が表示されます。"Windows認証"を使用している場合は、"検証"をクリックします。

  18. 問題が無ければ同じ画面で下の"作成"ボタンが有効になります。"作成"をクリックします。

  19. "vRanger Backup & Replication セットアップ ウィザードが完了しました。" 画面が表示されます。"vRanger Backup & Replicatgionを実行" のチェックをONにしたまま、"完了"をクリックします。

  20. vRanger Backup & ReplicationのGUIが起動します。

以上でvRangerのインストールは終了です。

>> 最後に

来月は、ESX(i)サーバを登録し、実際にバックアップ、リストアを実行してみます。お楽しみに!

 
 
 
 
     

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