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NetVault Tips!
NetVault Tips!では、NetVaultのちょっと知っていると便利な小技をご紹介しています。
本Tips!は、NetVault Backup (NVBU) 8.6.1を使用して記載しています。ご使用のバージョンによっては操作方法が異なることがありますので、ご使用バージョンの製品ガイドもご参照ください。

NetVault Backupの仮想テープ・ライブラリの構成を変更したい

2012/01-#100

NetVault Backup (NVBU) の仮想テープ・ライブラリ (VTL) は、VTL作成後に、EEポートの追加や、ドライブおよびスロット/メディアの数の増加など構成を変更することができます。今回のTipsでは、下記のVTLの構成の変更方法について紹介します。

(A) EEポートを追加するには
(B) 仮想ドライブ数を増やすには
(C) 仮想メディアを増やすには

(A) EEポートを追加するには

「VTLをデバイス管理に追加したまま、仮想メディアのファイルを安全にコピー/移動/交換したい」という場合、以下の方法でEE (Exit/Entry) ポートを作成することで実現可能です。

  1. まず、VTLをNVBUデバイス管理上から削除し、NVBUのサービスを停止します。

  2. VTLを作成したディレクトリに移動します。この例では、C:\NewLibraryです。

  3. 移動後、portsディレクトリを作成し、その配下に、必要なポート数分のディレクトリを1,2,3...nと作成します。
  4. デバイス管理にて、再度、VTLを追加してください。EEポートが追加されていることが確認できます。

(B) 仮想ドライブ数を増やすには

「VTLを1ドライブで作成したが、複数のジョブやデータ・コピー・ジョブを実行したい。でも、新たに別のVTLを作成したくない」 という場合、以下の方法で、仮想ドライブの数を増やすことができます。
※増やせる容量は、ライセンスの範囲内です。

  1. まず、EEポートを追加するときと同じように、仮想ドライブ数を増やしたい対象VTLを、NVBUデバイス管理から削除し、NVBUのサービスを停止します。
  2. 次に、diskdevices.cfgファイルを編集します。NVBUをインストールしたディレクトリ配下のconfigディレクトリにあるdiskdevices.cfgファイルを、テキスト・エディタで開き、[drives]に移動します。VTLが、C:\NewLibraryにあることが分かります。


    ドライブの1行 "location=C:\NewLibrary\drives\1"の下に、"location=C:\NewLibrary\drives\2" を追加し、保存します。

  3. 次に、C:\NewLibrary\drivesディレクトリに移動し、ディレクトリ「2」を作成した後、「.serial」ファイルを作成します。

  4. まず、drives\1ディレクトリ配下にある、「.serial」ファイルを、ディレクトリ「2」にコピーします。テキスト・エディタで開くと、以下の様な1行 FRZCX-1が記載されています。

  5. このFRZXC-1を、FRZCX-2に変え保存します。

  6. デバイス管理にて、再度、VTLを追加してください。ドライブ選択タブでドライブが増えていることが確認できます。


(C) 仮想メディアを増やすには

「容量が足りなくなった」という場合などには、以下の方法で仮想メディアを増やすことができます。
※増やせる容量は、ライセンスの範囲内です。

  1. 仮想ドライブを増やす時と同様に、まずVTLをNVBUデバイス管理上から削除し、NVBUのサービスを停止します。
  2. 次に、VTLを作成したディレクトリ c:\NewLibrary 配下のslotsディレクトリに移動し、スロットのディレクトリを作成します。今回は、2スロット増やすので、「5」と「6」のディレクトリを作成します。

  3. slotsまたは、drivesディレクトリ配下のディレクトリ内に存在する「.media」ファイルをディレクトリ「5」と「6」にコピーし、[…\media\<barcode>]の<barcode>をユニークなバーコード番号に変更します。以下の図では、FRZXC005が<barcode>の部分です。
    また、c:\ドライブ以外の場所にメディアを作成したい場合は、パスを変更することも可能です。以下の図では、E:\VTLmediaに変更しています。

  4. 次に、NVBUのCLIユーティリティ、nvmakemediaを使用して、仮想メディア・ファイルを作成します。下記の例では、50MBの仮想メディアを作成しています。

    <NVBUインストール場所>\util\nvmakemedia 50m poplib <VTLディレクトリ・パス>

  5. 最後に、VTLをデバイス管理にて再度追加すると、新たな仮想メディアが使用可能になります。
 
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